アイドルグループを脱退させられ、事務所を突然解雇された元アイドル

本名“ティナ”

母親が「芸能界で活躍して欲しい」
という強い気持ちから名付けられた。

母は周囲の猛反対の中、この名前を押し切った。

その名前から、
小学校、中学校といじめられる日々が続いた・・・

中学3年生。
東京に初めて行った修学旅行。
東京ディズニーランドに行ったが、
一度もバスから降りることができなかった・・・

しかし、アイドル活動を始めたことで、人生は大きく変わる。

初めて「生きてきて良かった」と思える日々が続いた。

ファンが応援してくれることで、初めて自分自身に強い自信 を持つことができ、生きる活力が湧いているのを実感できた。

休みのないアイドルグループとしての活動の日々。毎日続くライブ。
体力は消耗していったが、心は充実していっているのがはっきりと実感できた。

突然の解雇通告

グループの一部のメンバーの意見しか通らなくなった事で、グループ内での不信感が湧き上がってきた。それを打開する為に事務所社長に直談判。

しかし、その直後に突然解雇される。
その場で号泣し、錯乱してしまった。
2017年5月のことだった。

また絶望の日々が始まった。

しかし、今度はこのままでは終わらせない。

自分自身を表現したことで、多くの人々に活力を与えることができ、その人達からそれ以上の活力をもらった。

「その日々を絶対に自分自身の力で取り戻す」

自分一人でライブ活動をスタートすることにした。
自分の人生は自分が切り開く。

最初、ほとんどのライブ会場が使用させてもらえなかった。

しかし、絶対に負けたくなかった。屈したくなかった。
そして、自分自身に一番負けたくなかった。
修学旅行で一歩もバスから降りられなかった自分には戻りたくない。

その頑張りを見て、協力してくれる人々が増えてきた。

そして、ライブ活動を少しづつできるようになり、以前のファンはもちろん、新たなファンもどんどん増えていってくれた。

みんなの支え

多くの人々に支えられている自分に初めて気づいた。
自分自身を表現することで、多くの人が、私自身を応援してくれる。
解雇され、天国の日々から地獄の日々を経験したことで、これまで感じられなかったあらゆる事が感じられるようになった。

「まさに、感謝の気持ちでいっぱい」

自分自身を表現する。

今まで挑戦してこなかったことにチャレンジしたい。
バラエティ番組に出演し、グラビア活動もスタートさせた。

「人生は一度しかない。だから私は自分自身を表現して生きたい。どんな活動であっても、自分が表現できるのであればチャレンジしていきたい」

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